学習方針

中高6年間を有機的・系統的に結び付けた独自のカリキュラムで実践的な授業を行います

本校の学習方針は、すべての教科で、「自分で考え、答えを出す」習慣をつけること、そして早い時期に「文・理」に偏ることをせず各教科でバランスの取れた能力を身につけることを第一にあげています。中高6年間のカリキュラムを有機的・系統的に効率よく編成していますので、ほとんどの教科は5年(高2)で教科書を終わります。入学当初からレポート作成の課題も多く、自分の頭で考え、物事を探求していく姿勢を養います。中3研究旅行レポートは、中学段階の学習の集大成ともいえます。また、教科によっては分割授業を積極的に取り入れ、少数教育による理解の徹底と学習の充実を図っています。

6年間の学習計画予定表

1年
(中1)

国語はA(読解)、B1(表現)、B2(古典入門)の3科目設定。
英語R・英語OC・理科実験・技術はクラスを2つに分けた少人数授業(分割授業)。
技術でコンピューター実習。
校内実力試験1回。

2年
(中2)
国語は独自のテキストで古典を学習。
英語R・英語OC・理科実験・武道・技術は分割授業。
技術でコンピューター実習。
数学Bは40人を2人の教員で指導。
校内実力試験1回、外部模試1回。
3年
(中3)
国語は現代文と古典(古文・漢文)。
数学B・武道は分割授業。
芸術は音楽・美術・書道から1科目選択履修。
校内実力試験2回、外部模試1回。
4年
(高1)
数学Bは分割授業。
社会は世界史・現代社会必修で日本史・地理は選択履修。
理科は物理基礎、化学基礎、生物基礎を必修。
芸術は音楽・美術・書道から1科目選択履修。
校内実力試験2回、外部模試1回。
5年
(高2)
数学Bは分割授業。
理科は各科目の基礎の仕上げを含め、物理・化学・生物の中から2科目を選択履修。
社会は世界史必修で、日本史・地理・政経の中から1科目選択必修。
校内実力試験2回、外部模試2回。
6年
(高3)
文系と理系の希望によってクラス編成(例年人数比は2:3程度)。
2学期中間試験以降は特別授業(2次対策授業とセンター対策授業)。
校内模試3回、外部模試3回。

国語

国語力は全ての学力の基礎となるという考えのもと、難関大入試に対応するだけでなく、大学での研究や将来の仕事にもつながる高度な思考力・表現力を養います。1年では、読解中心の授業と並行して、表現力養成を主とした独自科目を設定しています。また、自主編集の教科書「古典入門」を用いた古文の学習を1年から、漢文の学習を3年から始めます。いずれの学年においても、検定教科書のみならずプリント教材等を多用し、文庫や新書をまるごと一冊扱うなどして、学習に広がりが生まれるよう工夫しています。

数学

自ら学ぶ姿勢を確立するため、「予習して授業に臨む」ということを指導の柱としています。5年までに高校課程を修了し、その後は入試に即した演習問題を中心とした授業となります。1年から教科書、副教材、問題集を併用して実力の養成に努めるとともに、複数学年において、クラスを2つに分けた少人数分割授業を実施し、どの生徒も無理なく学習に取り組める工夫をしています。また、授業自体も数学が本来持つ面白さを味わえるように、教師それぞれが工夫を凝らした授業を行っています。

英語

グローバライゼーションの流れの中で、英語は強大国の言語から《リンガ・フランカ》(共通語)としての言語へと役割を変えつつあります。本校でも、こうした変化を意識しながら、読解一辺倒の英語学習から「発信型」の英語へと6年間の学習目標を再構築しつつあります。1・2年時にはリーダーのほかにネイティブの教師による分割授業を実施し、コミュニケーション・スキルの向上を図り、6年時では大学入試を視野に入れて複数のネイティブによるジョイント授業を行っています。

理科

本校には全部で9室の理科実験室があり、実験室と普通教室を併用し、現象を見つめそして理解する授業を進めます。中学では、まず自らの眼や手で現象をとらえる観察や実験を大切にし、実のともなった理解や考察を実践することを重視します。特に1・2年では、一人ひとりが直接実験や観察に取り組めるようにクラスを二分した少人数での実験を毎週行います。高校では、ゆとりある時間数で実験や実習の時間も十分に確保し、大学受験にも対応しつつ高度な学力の習得を目指します。

社会

社会の一員として人生を大切に歩んで行くための備えとして、社会事象への関心を深め、認識を掘り下げるための基礎を習得することは、中高時期における重要な課題の一つです。中学では、鎌倉見学・奈良京都研究旅行等の行事とからめながら、主体的に調べ考える基礎力の習得を図りつつ、現代社会、その中に生きる私たちとは何かを問うことを中心課題として学習します。高校ではその内容をさらに深め、最終学年では、高校2年までの学習をふまえ、それぞれの受験科目の対策を行います。

情報

情報は高校2年時に1クラス一括で1年間行います。中学の技術では「コンピュータ、ソフトウェアの使い方」を学習しますが、情報ではその学習を踏まえ、「コンピュータを含めた様々な情報機器・情報技術を使って、身の回りの問題を効率的に解決する方法」を学習します。同時に、情報技術や情報機器を扱う上でのマナーやモラルを体験的に学習することで、情報化社会に参画するための基盤を作ります。

芸術

情操教育の大切さを考え、1年から4年まで芸術の授業がそれぞれ専用の教室で行われます。1・2年では音楽と美術を学び、3・4年では音楽・美術・書道から1科目を選択します。音楽では、表現・鑑賞の各分野にわたって学ぶと共に、ギターの演奏や作曲なども行っています。美術では、絵画・彫刻・デザイン・工芸など美術の幅広い表現を制作を通して楽しく学びます。書道では篆刻まで含め書の基礎から応用まで身につけながら、書の精神を深く学びます。

保健・体育

本校では保健・体育とともに武道の授業を設けています。体育ではグラウンドと体育館を使い、器械体操やサッカー・ハンドボール・ソフトボール・バレーボール・バスケットボール等の球技を行います。また、水泳は室内温水プールを使い、全員が泳げるようになるまで指導します。体育祭・校内体育大会・マラソン大会など学校行事にも大きく関わりながら授業が行われています。武道は1年では前後期を柔道・剣道に分けて両方を学び、2・3年ではどちらかを選択して行います。

技術・家庭

中学の技術家庭、高校の家庭の授業で学ぶ事柄は、現代社会に生きる私たちに必要不可欠な要素です。中学1・2年の技術家庭では、クラスをものづくりのコースとコンピュータのコースに二分して、それを前後期に分けて学習します。高校の家庭科も分割授業(調理・裁縫)で行っています。教員がより細かく生徒に関わることにより、調理実習をはじめとして、生活一般に対する生徒の意識を高めていきます。

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