【高校2年】講演会(瀬地山先生)
11月28日(水)、高校2年生では、ジェンダー研究がご専門の東京大学大学院教授、瀬地山角
(せちやま・かく)先生の講演会を行いました。講演のタイトルは『笑って考える少子高齢社会と
皆さんの未来』。気になる彼らの未来とは・・・。そして、本当に「笑って考え」られるのか・・・。
会場は関係の方々のご厚意で、東京大学駒場キャンパスの講堂をお借りすることができました。
生徒は4時間目の授業が終わり次第徒歩で移動します。 いよいよ講演会が始まり、厳しそうな
先生のご様子に緊張気味の生徒達。先生のお話に真剣に耳を傾けます。


はじめは先生ご自身の子育て経験から始まり、共働きの経済的意義、生徒達が大人となる頃の
日本はどうなるか、というお話に。真面目な内容にも関わらず、先生のトークの技術で生徒達は
この笑顔に。本当に「笑って」考えました!

終盤は、 「男性」という性が、 どれほど「働かなければいけない」という重圧にさらされているか、
普段目にするいくつものCMからご紹介下さいました。性別役割分業意識が身近な所にあふれて
いることに生徒達も驚いていました。先生は男性も重荷をおろしていい、という暖かメッセージを
くださり、大盛り上がりのうちに講演会は終了しました。
質疑応答の時間は30分を超え、 解散後も先生を取り囲む生徒が何人も・・・。将来生徒が自身の
生活を営んでいく上で欠かせない視点を与えて頂くことができた、大変貴重な機会となりました。