【中学2年】東大准教授 熊谷晋一郎先生による講演会
2月6日(水)6時間目に本校の柔道場において、「当事者研究」(当事者研究とは、障害や病気を
持った本人が、仲間の力を借りながら、症状や日常生活上の苦労など、自らの困りごとについて
研究するユニークな実践です。)の第一人者でもあり、小児科医でもある東京大学先端科学技術
研究センター准教授の熊谷晋一郎先生をお招きし、進路について考える講演会を設けました。

前半を自身の経験を踏まえた、障害についての話。後半を「破局化思考」についての話があり
ました。出生時の酸欠で脳性麻痺になり、車椅子生活を余儀なくされている熊谷先生の真摯な
語り口に多くの生徒が改めて自己のことについて深く考えるきっかけを与えて頂いたようでした。

先生からの問いかけに答える生徒。それに温かい拍手を送る生徒達。


講演会終了後も、個別の質問に答えて下さり、先生からは後に「生徒の皆さんが真剣だったので
本気で話しました。(話す内容は)簡単にもできるけど、理解できると思い (大人向けと同じように)
話しました。」とお褒めの言葉も頂戴しました。
