4月23日火曜日の2時間目、児童文学作家の戸森しるこ先生が来校されました。
ご縁が生まれるきっかけとなったのは、駒東の今年度の中学入試問題。戸森しるこ先生の作品、
『夏と百花とカルピスと』を本文として使わせて頂きました。
中1の国語Aの授業では、 4月当初より、 この作品を題材とし、 登場人物の1人である「百花
( モニカ )」の人間像に迫るという授業を展開してきました。 今日の講演会は、 その一連の
授業のまとめに位置するものです。
現役作家の先生が生徒の前で作品について話してくださるというのは、希有なことです。実現に
至るまでに、駒東国語科と戸森先生をつないで頂いた「静山社」の荻原さんには、心から感謝を
申し上げます。
今日の講演会、順序としては①「百花」絵画コンクール・優秀賞発表、②生徒6名による「百花像」
プレゼン(1人約90秒)、③戸森しるこ先生講演(30分)、④質疑応答(5分)となりました。発表した
生徒たちは、 自分の小説解釈を戸森先生に聞いてもらえるという貴重な経験をしました。 そして
発表を聞いていた生徒たちも沢山の刺激を受けたのではないかと思います。
◆生徒が書いた「百花」像。テクストのイメージを再現してみました。