【中学1年】 ひたち海浜公園「遠足」(ネイチャー・トレジャーハンティング)
4月25日金曜日、中1学年は遠足に出かけました。今回の遠足の内容は「ネイチャー・トレジャー
ハンティング」(=自然のなかの宝探し)、向かった先は茨城県の「ひたち海浜公園」です。

当日の朝、学校で配布された「暗号の地図」を頼りに、広大な公園内を班員4人で協力しながら
歩きます。謎は全部で10個。それを解くためには、話し合い相談する力、思いきって行動する力、
自然をよく観察する力などが求められました。

当日の天気はあいにくの雨。冬の再来を感じさせる寒さでした。公園の気温は8度。前日よりも
マイナス10度とのことでした。この厳しさも自然の一側面、それを体感したこと自体も良い学び
だったと考えています。ただ不思議なことに、中1のみんなが行動する4時間だけは見事に雨が
あがりました。 多様な表情を見せるひたち海浜公園の自然のなかを、謎を求めて、中1たちが
駆け回りました。

学年担任団でつくった「謎解き」には色々な教科の要素が盛り込まれています。湧水地の源頭部
の周囲に群生している「クレソン」や公園のシンボルである「スダジイ」を見つけること=理科的な
活動。 大きな板でできた三角形の面積を工夫して求めること=数学的な活動。ネモフィラが咲き
乱れる丘は、かつて米軍の「射爆撃場」だったと知ること=社会的な活動(歴史・公民)。 丘の上
から見える工場の立地について考察すること=社会的な活動(地理)。何百ものチューリップには
名前がついていることの意義を考えること=国語的な活動。中1のみんなは好奇心をもって活動
に取り組んでくれました。

花の綺麗さに魅せられた者、自然の厳しさを痛感した者、友人と行動する楽しさを感じた者、感想
はそれぞれだと思いますが、この遠足の体験を今後の学校活動につなげてほしいものです。
