中間試験最終日となった6月1日、中1学年の有志企画として、東京大学の先端科学研究センター
に行ってきました。「東大駒場リサーチキャンパス公開2019」と題されたこのイベントは、東大先端
研および生産研にある各研究室が公開されるというものですが、全国各地から人が訪れ、駒場の
街が賑わいを見せます。
最先端の研究の現場を見られる貴重な機会ということもあり、中1学年では、生徒たちに一緒に
先端研に行こうと呼びかけました。 相当数の参加があるという予想を立てていましたが、 参加を
希望した生徒は177名(学年生徒数240名)。中1の生徒たちの知的好奇心の高さに、本当に驚か
されました。
いま、世間で注目を集める稲見昌彦先生という研究者がいます。稲見教授の専門は「人間拡張
工学」。 VRなどの技術を駆使した「人間の身体の機能」についての研究です。 4月11日木曜の
読売新聞夕刊の「光学迷彩」の記事を初めとして、様々な雑誌・メディアが稲見教授の研究を取り
上げています。その意味では、日本の研究者のトップランナーの1人と称して間違いありません。