【中学3年】公民PKOに関する特別授業
6月3・4日の公民1の授業では、内閣府国際平和協力本部事務局の西村正二郎さんに特別講師と
して授業を行ってもらいました。国際連合について学んできた公民1の授業のまとめとして、アフガ
ニスタン・南スーダンでPKO活動などに従事されたご経験のある西村さんから、ご自身の経験や
仕事に対する思いを、平和な日本での日常生活と比較しながら分かりやすくお話いただきました。

生徒の感想:
「職業体験で多くの職業を見てきたが、それらはすべて身の安全が確保されている前提でのもの
だった。安全とは言い切れない状況での仕事があることがわかり、よい機会となった。また、どんな
地域に行っても人間とのコミュニケーションをとることが大事だと思ったので、コミュニケーション力
をつけたいと思った。」
「自分とは無関係だと思っていた国連やPKOの役割を具体的に知ることができて、将来の選択肢
がひとつ増えたと思う。」
「紛争が終わったばかりの国の人々は常に恐怖や不安を抱きながら生活していることを知り、自分
達の『普通』が当たり前ではないことを実感した。」
「危険が伴う環境での仕事でも、『自分がやりたいからやる』と言い切れる精神はすごいと思った。
自分も将来、絶対にやりたいと思えるような仕事につきたいと思う。」
「地理の授業やドキュメンタリー番組など、日常の小さな出来事が、 将来の自分の仕事を決める
きっかけになることが分かった。 今はまだなりたい仕事を限定せずに、たくさんの情報や知識に
触れることが大切だと思った。」