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2020年度
【中学2年】三鷹文学散歩 ~太宰治の足跡をたどって~

【中学2年】三鷹文学散歩 ~太宰治の足跡をたどって~


  12月22日、有志生徒15名と「三鷹文学散歩」を行いました。
 
  三鷹という街を舞台にしたのは、国語の授業で太宰治の作品を扱ったからです。11月、小説
  『走れメロス』の読解をし、かつ小説『斜陽』の一部を用いて、「小説の文体」についても学習
  しました。 その作者、太宰治は津軽の出身ですが、作品の多くを東京・三鷹で執筆しています。
  今回の文学散歩では実際に太宰が生活した街を歩いてみようということで企画されました。
 
  まずは、『太宰治展示室 三鷹の此の小さい家』に行きました。ここは、2020年12月8日に開館
  したばかりの施設で、太宰の暮らしていた三鷹の家が再現されています。 表札や文箱や懐中
  時計、太宰が描いた絵画なども展示されていて、生徒たちは真剣に見入っていました。
 
  続いて『太宰治 文学サロン』に向かいました。同時に施設に入って「密」にならないよう配慮し、
  『文学サロン』は1度に3人までという形で順番に見学を行いました。


  続いて太宰治が好んで訪れていたという陸橋。中央線の上にかかり、三鷹の車両基地が見える  
  景色は壮大なものがあります。よく晴れていて、遠くに富士山が見えました。 


  昭和4年につくられた陸橋。今も当時の姿そのままに残っています。太宰の姿になりきってみま
  した。

  太宰がよく通っていたという若松屋の跡を通り、千草という小料理屋があった場所へ。太宰はここ
  を借りて原稿を書いていました。斜め前には一緒に玉川上水に身を投げた山崎富栄の下宿跡が
  あります。ここでは、国語科の教員より、太宰最期の日のエピソードについて紹介がありました。
  そして、玉川上水のほとりを歩きます。

  続いて、歩いて、太宰の住居があった場所へ。家族で住むには狭い場所だったようです。今でも
  向かいには、当時太宰宅に植えられていたサルスベリの木が残っています。

  最後は太宰治の墓、そして、津島家の墓がある「禅林寺」に歩いて向かいました。
 
  参加した生徒たちは熱心に見学し、太宰治が暮らしていた当時の様子に思いをはせていました。
  生徒たちにとっては、70年以上前に亡くなった太宰治と彼の残した作品が、ずっと遠い昔のもの
  のように感じられていたかもしれません。しかし太宰が生きた町を実際に歩き、その足跡を確認
  することで、自分たちともつながりを持ったものとして身近に感じることができたようです。

  新型コロナウィルスの影響で様々な活動が制限される中でも、駒東が大切にしている「本物に
  触れる学び」を体験することができました。

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