中2学年では昨年3月より「自分なりの研究テーマ」を持つことを目標に掲げ、主に長期休みなどを
使って探求活動を続けてきました。担任団はこの一連の活動を『そうぞうする自由課題』と名付け、
このたびひとつの区切りとして、10/30ならびに12/2に成果発表会を行いました。
今回の発表会では、「みんなの前で発表したい」という意欲がある者を募り、有志による発表と
なりました。いざ募集をかけてみると、担任団の予想をはるかに上回る応募数。その数は合計で
36人にのぼりました。そこで、発表会場を講堂など3つに分けて、その全員に発表をしてもらい
ました。
数多くの発表の中から、その一部を紹介します。(カッコ内は担任団による内容紹介です)
・江戸切子を鉛筆で書いてみた (*動画による作画工程の紹介)
・ベトナム (*映像で辿るベトナム1週間旅行)
・気象病と気圧の関係 (*気象病を引き起こす原因、気圧の急激な変化と血圧の関係性に
ついての報告)
・エビの繁殖について (*エビの繁殖を実際に行ってみた結果報告)
・フリクションボールペンの未来 (*フリクションボールペンの構造と未来考察)
・ロシア革命について (*共産主義の誕生~20世紀ソ連の歴史を解説)
・自宅デスクの製作 (*設計図を書くところから始めて、勉強机を完成させるまでの工程発表)
たとえば「気象病と気圧の関係」という発表は、連続45日間、気圧と自分の血圧を測定し続けて
考察するという長い時間をかけた力作でした。また、「自宅デスクの製作」という発表では設計図
を書くところから始めて、木材を切って組み立て、大きな勉強机をつくるところまで成し遂げて
しまうエネルギーに圧倒されました。
個性的なテーマを持った、興味深いプレゼンも沢山ありました。
◆油圧式クレーンの仕組みと作成 (*自作の油圧式クレーンの仕組み解説と実演)