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2020年度
【中学2年】そうぞうする自由課題発表会

【中学2年】そうぞうする自由課題発表会


  中2学年では昨年3月より「自分なりの研究テーマ」を持つことを目標に掲げ、主に長期休みなどを
  使って探求活動を続けてきました。担任団はこの一連の活動を『そうぞうする自由課題』と名付け、
  このたびひとつの区切りとして、10/30ならびに12/2に成果発表会を行いました。

  今回の発表会では、「みんなの前で発表したい」という意欲がある者を募り、有志による発表と
  なりました。いざ募集をかけてみると、担任団の予想をはるかに上回る応募数。その数は合計で
  36人にのぼりました。そこで、発表会場を講堂など3つに分けて、その全員に発表をしてもらい
  ました。

  数多くの発表の中から、その一部を紹介します。(カッコ内は担任団による内容紹介です)

  ・江戸切子を鉛筆で書いてみた (*動画による作画工程の紹介)
  ・ベトナム (*映像で辿るベトナム1週間旅行)
  ・気象病と気圧の関係 (*気象病を引き起こす原因、気圧の急激な変化と血圧の関係性に
   ついての報告)
  ・エビの繁殖について (*エビの繁殖を実際に行ってみた結果報告)
  ・フリクションボールペンの未来 (*フリクションボールペンの構造と未来考察)
  ・ロシア革命について (*共産主義の誕生~20世紀ソ連の歴史を解説)
  ・自宅デスクの製作 (*設計図を書くところから始めて、勉強机を完成させるまでの工程発表)

  たとえば「気象病と気圧の関係」という発表は、連続45日間、気圧と自分の血圧を測定し続けて
  考察するという長い時間をかけた力作でした。また、「自宅デスクの製作」という発表では設計図
  を書くところから始めて、木材を切って組み立て、大きな勉強机をつくるところまで成し遂げて
  しまうエネルギーに圧倒されました。

  個性的なテーマを持った、興味深いプレゼンも沢山ありました。


  ◆油圧式クレーンの仕組みと作成 (*自作の油圧式クレーンの仕組み解説と実演)
  重機に興味があり、それを動かしてみたいと思ったことが研究のきっかけだったそうです。


  ◆自宅周辺の野鳥観察記録(*自宅周辺で見つけた野鳥の報告、その観察記録)

  自宅周辺の地図に見つけた鳥を記していくと、同じ時間に同じ鳥がいることを発見したそうです。


  ◆集中力の研究(*同じ漢字を書き続けることによる変化から「集中力」について考える)

  「諦めなかった者にしか見えない景色もある。そう信じて筆を走らせ続けた50分間」だったそう
  です。


  ◆純正LEGOパーツだけで作るCD発射機

  「私の家には諸事情でCDが沢山ありました。円盤がよく飛ぶことに気付いた私は飛ばすことに
  しました」。そんな大変印象的な言葉からプレゼンが始まりました。

  CDを発射するために、ピッチングマシーンの原理を使いました。そして、そこにはいくつもの  
  こだわりがありました。純正レゴブロックのパーツしか使わないこと、また、モーターを動かす
  プログラムをあえて作らないことなどです。教室では、CDを連続で発射する実演も行われ、
  拍手喝采となりました。

  彼が発した言葉の中で、発表を聴いていた生徒たちの心を動かした一言があります。「実用性の
  ないことに、技術と努力を注ぎ込む。そこに『ロマン』がある」。

  「発表会」の後、生徒からは、多様な感想が寄せられました。

  ・このような発表の場で自信をもって語れるような趣味をつくりたく思いました。
  ・みんなマニアックだったので、自分ももっと興味のある分野を細かく研究したい。
  ・子供がやることでも極めればカッコいい! 自分もなにか1つ極めたい。
  ・研究した結果をスライドで発表する事は、研究をすることよりも難しいと思った。
    とても良い経験ができた。

  ———生徒たちの想像力、そして、創造する力の片鱗を、大切に育てていきたいものです。
 


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