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2021年度
【中1】裁判傍聴体験報告

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【中1】裁判傍聴体験報告

 
  12月17日の試験休み期間中に、希望者より選ばれた21名で東京地方裁判所へ裁判傍聴に
  行ってきました。駒場東邦法曹の会メンバー38回生の正田光孝さんをはじめ、3人のOBの
  弁護士の方々に案内していただき、3つの班に分かれて傍聴することができました。

  大麻所持・スピード違反・迷惑行為の3つの異なる刑事事件に関して論告・求刑までの流れを
  見学しました。2学期の公民1で学習した司法制度の学習を踏まえて、実際の裁判の流れを
  現場において学ぶとともに、罪の重さに向かい合う被告人の姿や人生を左右する判決を下す
  裁判官の姿勢から、司法の勉強以上のことを感じとっていたようです。
 
  裁判傍聴後は日比谷図書文化館の会議室で合流し、班長3名が裁判の概要を報告してお互い
  に内容を共有し、弁護士の先生方から補足説明をいただきました。その後の質疑応答では、
  「どのくらい時間をかけて裁判の準備をするのか」「弁護の依頼を断ることはあるのか」「法廷で
  説得力ある弁論をするために必要な技術は何か」などの質問が次々に出て、法律の専門家の
  立場から具体的にわかりやすくお答えいただきました。駒場東邦での経験が弁護士の道を選ぶ
  きっかけのひとつになったというお話もあり、将来の職業について考える機会にもなったようです。
  今回の傍聴経験は3学期のLHRで班長が報告をし、中1学年全体でも共有していく予定です。

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