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2026年度
【国際理解教育】ベトナムスタディツアー(KTV2026)

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【国際理解教育】ベトナムスタディツアー(KTV2026)

2026年3月26日〜3月30日にかけて、高1・高2(35名)がベトナムを訪問してきました。前回(KTV2024)と同様に、事前にベトナムの歴史や社会、文化等について学んだうえで、日本のNGOが支援を行っている現場を訪れて、課題解決の道筋を学ぶとともに、現在抱えている課題について解決策を考えるプログラムとなっています。今回は、環境学習の教材作成に時間をかけてベトナムの環境教育の発展に少しでも寄与できるように工夫しました。
 
1. ベトナム中部発展型農村総合開発支援
公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)に協力していただき、クァンナム省の山岳地域に生活している少数民族の集落を訪問しました。地域の少数民族が主体となって、地域資源を活用した商品開発や観光開発を進めています。前回訪問したカトゥー族の集落とは異なり、今回はカトゥー族とタイ族が同居する集落で、違う民族がお互いのアイデンティティーを大切にしながら、協調して生活している様子を見ることができました。事前学習で学んだ「自分たちの宝」を見出す視点を養うことができたことでしょう。
 
生徒の感想より:
・織物、竹細工、コメ作り、・・・ここまで自然に触れ合うことのできる文化はなかなか見られないので貴重な経験になった。カトゥー族の方たちも常に笑顔で、本当に自然を愛し自然に愛された民族だと思った。
 
・現地ならではの素材と、作り上げる技術こそが、カトゥー族の宝だと思いました。 竹細工体験はとても楽しくやらせていただき、完成した物は今後使っていきます。カトゥー織はかなりの苦戦を強いられ、カトゥー族さんの技術を認識させられました。その他、ゴマ団子やダンスなど、本当に楽しませて頂きました。
 
・とてもカトゥー族とタイ族の皆さんの仲がよくいまの日本ではなかなか感じることのできない集団で協力して生きていくということを感じられて良かった。また脱穀や狩猟の体験はとても大変な面もあるが機能としては現代のものと劣らないものであったため生活の知恵とはこのようなことだなぁと思った。
2. 環境教育支援
NPO法人ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)に協力していただき、フエ市郊外にあるランモンクァン中学校を訪問しました。自分たちで作成した環境学習の教材を使って、環境問題について協調的に学ぶことができました。前回以上に盛大な歓迎イベントから始まり、午後は、ランモンクァン中学校の生徒たちと一緒に、ユネスコ世界文化遺産に指定されているフエ王宮やBAJの直売所を訪問するなど、日越交流を深めることができました。
 
生徒の感想より:
・異文化の人たちとの交流に対する前向きな姿勢が伺えた。ゲームについて、初めは説明がなかなか難しいルールで、上手く伝わるか不安だったが、すぐに理解してくれた。最後にランモンクァン中学校の人たちがオゾン層の問題についての発表をしてくれた。スライド、説明ともに分かりやすく作られていて、環境学習に対しても前向きに取り組んでいることがよく分かった。これらの「前向きな姿勢」は僕たち日本人が学ばなければならないものだと思った。
 
・現地の中学生は本当に英語が上手でした。このことにすごい刺激を受けて、自分も追いつけるようにこれからは今まで以上に英語を勉強しようと思いました。また、ベトナムの中学生も環境問題に対する意識は高かったです。
 
・環境学習や会話など自分がリードするつもりだったのに、みんな明るく積極的な人達でむしろリードされてしまいました。ありがたかったしすごく楽しかったです。自分も負けてられないなと思いました。
 
・とても学生の皆さんは優しく、言語が通じなくても会話を諦めるのではなく積極的に交流してくださり、とてもありがたかった。中学校での教材によるゲームはルールを難しくし過ぎてしまい申し訳なかった。王宮での散策では、いろんな人となかなか会話という会話ができなくとも仲良くなれたので、とても良い経験になりとても楽しかったです。
3. 零細農家向け農畜産業経営強化支援
NPO法人ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)に協力していただき、フエ市内の零細農家を2軒訪問しました。一つはBAJが支援している専業農家で、もう一つは兼業農家でした。農業を維持することの難しさだけでなく、将来的に持続可能な農業を模索する現地の様子を学ぶことができました。午後は世界文化遺産になっているティエンムー寺とカイディン帝廟を見学しました。夜はホイアン(フエとは別の世界文化遺産)に移動して、夜のホイアン街散策、ナイトマーケットなどを堪能しました。
 
生徒の感想より:
・養豚が禁止され、利益を上げることが難しくなっている中で、様々な策を試みていることがよく分かった。特にティーさんのご家庭では、子どもたちへの教育と農家の両立ということもあり忙しい中で、家族を生き甲斐に仕事に励んでいるのだと実感した。
 
・2軒目に行った農家は輝いているように感じたけど、1軒目は暗めな気がしました。ベトナムの農家の間でも成功している農家と、先が見えない農家もあることがわかりました。
 
・日本の農家とは違った形が印象的でした。日本の農家は整然としているイメージで、基本的に一つの作物を機械を使って大量生産するのに対し、こちらの農家さん達はごちゃごちゃとしていて、たくさんの作物が色々なところで植えられていました。このような機械作業にできない形ではやはりとても大変な仕事だろうなと感じました。
 
・バイオダイジェスターによって都市部に行ってガスを買ってくる必要がなくなったので、買いに行く際に使うであろう車の排気ガスが減り、さらに糞尿も再利用できるので、とても環境にいいと思った。
〇今回のツアーで学んだこと、考えたこと、共有したいこと(生徒の感想より)
・とても有意義なスタディーツアーだった。今回学んだことを今後のターム留学を含め、様々な場面で活かしていきたい。
 
・ベトナムの食べ物、文化、生活等、全てが初めての体験だった。(そもそも海外に行くこと自体が初めて)この貴重な経験を将来、エピソードやプレゼン等に活かすことが出来ればと思っている。
 
・ベトナムスタディツアーはとっても楽しかったです。(最後体調を崩してしまいましたが))ベトナムに行って分かったのは、案外言語がわからなくてもなんとかなるし、英語が結構通じると言うことです。これからは英語の勉強をもっと頑張りたいです。
 
・今回のスタディツアーで1番痛感したのは、自分が英語をできなさすぎること。本来の趣旨にはあってないかもしれないが、このことには本当に刺激を受けた。英語をしっかりと学びたい。そして、またベトナムに行きたい。
 
・このツアーに参加して本当に良かったと思います。全体として、人種や言語を超えた人々の関わり合いの本質を感じました。1つは、ベトナム人の明るく積極的なパッションを肌で感じたことです。そして、FIDRやBAJ等NPOと現地の人々との関わり合いもよく記憶しています。自己中心的な考え方による分断が世界で進む中で、今回のように自身と全く異なる他者と関わりあって理解しようとする経験はとても印象的でした。必ず人生の指針になると思います。
 
・今まで日本人としての普通があった中での関わりしかなかったが今回の経験からいろいろな人との関わり方を学ぶことができたので様々な国に行っても積極的に交流していきたい。また互いに持っていないことを共有し合うというのは相手の発展にもつながるが自分の発展にもつながると今回のスタディーツアーで学んだため今後もこのようなことを大切にしたいと思います。
 
・政治的にも歴史的にも日本と大きく異なる国を訪れたことは、自分にさまざまな驚きや発見、学習をもたらしてくれました。このような異文化交流の場をもつことができたことを大変嬉しく思っています。
 
・このスタディーツアーを通して(特にランモンクァン中学校の)海外の人と交流することの楽しさを身に染みて知ることができました(また行きたい)。今後もより多くの人と交流したいです!
協力団体
公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)

NPO法人ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)

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