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沿革

菊地龍道
学校法人東邦大学理事長だった額田豊は、自身が大正時代にヨーロッパへ留学した際、「彼の地に比べて日本は科学的合理的な精神において立ち後れている。これからの日本の若者は、理科系に進む若者だけでなく、すべての人が科学的合理的な精神を身につける必要がある。それには青少年時代からの教育が必要だ」ということを痛感しました。
 
敗戦後日本の復興にあたり、額田は、まず人材の育成、それも科学的合理精神を身につけた人材の育成が急務であると考え、中学校・高等学校の設立に着手しました。直接教育にあたる責任者として、10年間にわたって都立日比谷高等学校の校長の任にあり、すぐれた教育者として名声が高かった菊地龍道を招き、1957(昭和32)年、現在地に駒場東邦中学校・高等学校を開校しました。
 
初代校長・菊地龍道は、設立時の日本の貧しい状況をふまえ、「資源のない日本では、頭脳を資源として、社会に有為な人材を育成する」ことの大切さを説きました。ここでいう社会に有為な人材とは、「人類の福祉を高める仕事で活躍できるような」人間ということです。
 
このような理念は来年創立70周年を迎える今日も変わっていません。他者とともに社会が直面する諸問題解決に向け、他者とともに創造的に切り開いていこうとする人間を養成することが、我々の念願であり、建学の理念です。
昭和32年
(1957)
4月開校。
設立者:学校法人東邦大学理事長・額田豊(ぬかだ・ゆたか)博士。
初代校長:元都立日比谷高等学校校長・菊地龍道(きくち・りゅうどう)。
第1校舎完成。中学校・高等学校第1回入学式挙行。
生徒343名(中学80名・高校263名)・教職員22名で出発。
37年
(1962)
体育館兼講堂・第2校舎完成。
42年
(1967)
高山政雄(こうやま・まさお)、第二代校長就任。
菊地龍道記念奨学金制度発足。
43年
(1968)
屋内プール完成。
46年
(1971)
高等学校からの生徒募集廃止、完全6カ年一貫教育確立。
第3校舎(食堂・武道場・芸術教室棟)完成。
53年
(1978)
交換留学制度開始(米国カリフォルニア州高等学校)。
56年
(1981)
大橋秀雄(おおはし・ひでお)、第三代校長就任。
58年
(1983)
米国カリフォルニア州・私立スティーヴンソン校との交換留学開始。
60年
(1985)
久保田宏明(くぼた・ひろあき)、第四代校長就任。
平成元年
(1989)
英国イートン校との交換留学開始。
4年
(1992)
深瀬悟史記念奨学資金制度発足。
7年
(1995)
校舎全面建て替え、現校舎・校庭完成。
9年
(1997)
創立40周年記念式典実施。
菱村幸彦(ひしむら・ゆきひこ)、第五代校長就任。
13年
(2001)
工藤功悦(くどう・こうえつ)、第六代校長就任。
16年
(2004)
増築校舎完成。
4月から中学6学級制開始(1クラス40人)。
19年
(2007)
渡邉俶充(わたなべ・よしみつ)、第七代校長就任。
創立50周年記念式典実施。
24年
(2012)
駒場東邦・スティーヴンソン校、交換留学30周年記念式典・祝賀会実施。
中華民國國立臺南第一高級中學との交換留学開始。
25年
(2013)
平野勲(ひらの・いさお)、第八代校長就任。
29年
(2017)
創立60周年記念事業実施(校地取得・グラウンド整備等)。
創立60周年記念式典実施。
令和2年
(2020)
小家一彦(おいえ・かずひこ)、第九代校長就任。 
校庭の人工芝化実施。
8年
(2026)
滝口正和(たきぐち・まさかず)、第十代校長就任。
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