駒場東邦で学び、成長することを願い、友人たちと協力しながら、 努力をたゆまず続けることのできる生徒を望んでいます。その結果として、生徒諸君が、科学的合理精神を身につけ、社会のために貢献できるような人間になることを望んでいますが、勿論、中学・高等学校段階の教育で十分にこれを実現することはできません。さらに高度な教育の場に身を置き、学び続けることが必要です。従って、募集要項の中にもあるように、大学への進学を目指し、在学中不断に勉強を続けられる生徒が理想と言えるかもしれません。勉強に限らず、何か1つでも好きなものにこだわりを持ち、好奇心に輝いているような生徒たちに入ってきてほしいと思います。
入学試験について
駒場東邦の生徒として、どのような生徒が欲しいですか。
入試ではどのような力が特に要求されるのでしょうか。
原則として小学校で学習する内容・分野から出題しますので、まず基本的事項についての十分な理解と応用力が求められます。単なる知識の量や解法だけを問うことが目的ではありませんから、小学校で学習、体験する内容をもとに自分で工夫して考える力が身についているかどうかをはかる問題も含まれます。2005年入試より4教科とも試験時間を10分間ずつ長くしました[国語(60分)・社会(40分)・算数(60分)・理科(40分)]。問題の質や量は従来と大きく変えることなく、特に記述問題においてより充実した答案を書いてもらうことが狙いです。
教科によって基準点や足切はありますか。
ありません。4教科の総合点[国語(120点)・社会(80点)・算数(120点)・理科(80点)]の400点満点で判断します。
国語で記述式解答を求めたり、算数で途中の考え方を書かせたりしたときには、中間点をあたえているのでしょうか。
配点について詳細は公表していません。しかし、答えだけ合えばそれでよいと考えるのではなく、途中の考え方を含め、求められていることにはきちんと解答してほしいと考えています。その努力のあとが見られる答案については相応の評価をしています。
漢字で書くことが求められていない場合、ひらがなで答えてもよいでしょうか。
小学校教育の学習範囲内で書くことが原則ですが、日常生活でよく見聞きする物事については社会常識として身につけておくことが望まれます。
繰り上げ合格はありますか。
入学予定者招集日以降に欠員が生じた場合には、繰り上げ合格者にその旨を電話で連絡します。また繰り上げ合格者であっても入学時納入金などすべてにおいて、正規合格者と同一の扱いとなります。
過去問題はどこで入手できますか。
本校の事務室窓口にて過去の入試問題を販売しております。
2024年過去問題(1部600円)が販売中です。